竜洋昆虫自然観察公園
毎月15、30日に昆虫館スタッフが昆虫のこと、気になったこと、好きなことを自由気ままにリレー形式で書き綴ります。
こんちゅう館からのちょっとしたお知らせをまとめました。
スタッフマガジン以外の不定期投稿している雑記のまとめ。企画展や野外公園で見た生きものの紹介などです。
前回、カイコの飼育方法についてのnoteを書きました。今回はその発展として、カイコの繭から糸をとる方法をご紹介しようと思います。 繭から糸を取る所要時間は1~2時間ほどです。結構長いので、時間に余裕があるときに行いましょう。作業は単純で難しいものではありません。ただ、火やお湯を使うので、子どもは大人と一緒にやるようにしましょう。後半は糸をひたすら巻く時間になるので、小さい子だと飽きてしまうかもしれません。数人で交代しながら進めるといいでしょう。 準備するものカイコの糸とり
はじめに実りの秋。 今年は例年よりもたくさん実ったようで、どこを歩いてもドングリが落ちています。 ドングリ図鑑の巻末にはドングリの食べ方や遊び方などが書いてあることが多いです。私も子供の頃、ヤジロベエやドングリコマを作って遊んだことがあります。他のスタッフとドングリの話になった時に、子供の頃にシイの実をおやつに食べていておいしかったと話すスタッフがいました。その話を聞いた時に、「ドングリってどのくらい美味しいんだろう」と気になりました。 ドングリはアクがあるのでアク抜きを
人の顔はみんな違って個性に溢れています。挨拶を交わす時、その人の顔を必ず見ると思います。 では虫と出会った時はどうでしょうか?顔を見るでしょうか?目を合わせるでしょうか?そういった人は少ないかと思います。理由は簡単で虫の方が圧倒的に小さいからです。しかし、小さいからと言って見逃してしまうのは少し勿体ない。よく見ると虫達もいろいろな顔をしていてそれぞれの魅力が溢れているのです。 今回は魅力溢れる虫の顔を紹介するため「2種のコオロギの顔」と「人の顔ような模様を持つカメムシ」につ
りゅうこんで、初めてのハロウィンイベントを開催!期間中に仮装して来館すると、ハロウィン限定の『ハロウィンヒッシングローチ缶バッヂ』をプレゼントします。 また、スタッフに「Trick or Treat!」と言うと、ドングリのオバケをプレゼントします。 特別展示は、マダガスカルゴキブリの一種「ハロウィンヒッシングローチ」の生態展示をします。 皆さまのご来園をお待ちしております。 『竜洋昆虫自然観察公園でHAPPY HALLOWEEN』 日時:2024年10月26日(土)~
当園スタッフのこんちゅうクンがK-MIX GOOD-TIE!の毎週木曜【むしのいいはなし】レギュラーコーナー出演中です。 毎週木曜13:37〜K-MIXで放送していますので、ぜひお聞きください。 こんちゅうくんが独自の支店で昆虫にフォーカスしたり、リスナーの皆さんのお悩みを昆虫的視点で解決したり(?)、 “むしのいい”解釈で、昆虫の魅力を発信しています。 放送はポッドキャストでもアーカイブを配信中。 これまでの放送が全て無料でお聞きいただけます。 下記よりぜひ聴いて
2024年9月30日。 「もう明日から10月か。」 カレンダーは月末にめくるタイプ。一通り9を10にし終えたところで、ふとちょっとした違和感を覚えた。 「なんか忘れてる気がする。」 何かを確実に忘れているんだけど、その「何か」を思い出せないやつ。たまにある。 月末はやることが多い。 請求書をまとめたり、スタッフの勤怠情報をまとめたり、売上報告をしたり。こんちゅうクンである前に一会社員であることを毎月末に思い知らされるのだ。 多忙な月末の業務の一つを忘れているのかもし
2024年10月5日(土)より『帰ってきたミニ展示 カギムシ』を開催いたします。展示終了日はカギムシの体調によりますので、今のところ未定です。終了日は当園HPでお知らせいたします。 前回のカギムシ展の時に撮影した動画もありますので、合わせてご覧ください。 摩訶不思議なカギムシの世界を覗きにどうぞ、りゅうこんへご来園ください。
2019年12月。「ダンゴムシ展」の開催を控えていた私は、かねてから耳にしていた「青いダンゴムシ」を探す旅に出ました。今回はそのお話を書いていきたいと思います。 青いダンゴムシ子どもたちに大人気のダンゴムシ。庭や道端など、身近な場所に生息していることもあり、捕まえたり飼ったりしたことがある方も多いのではないでしょうか。 昆虫館にいると、「ダンゴムシの飼い方を教えてください」や、「ダンゴムシの食べ物は何ですか」など、ダンゴムシに関する質問も多く受けます。なかには親御さんから