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2024こんちゅうクン10大ニュース

もう年末。

年々「もう」の語気が強くなってきている気がします。

先日、12/27(金)で当園の営業も最終日となりました。
2024年も最後の最後まで大変お世話になりました。
今年もいよいよ、「もう!!」年末です。

年末といえば、いろんな県や市町でその年の「10大ニュース」が発表されます。
ここ磐田市でもつい先日「2024磐田市10大ニュース」が発表されました。

そこでですね、今回は僕も今年1年をふり返り、
2024年に起こったさまざまな出来事の中から「10大ニュース」を発表させていただきます。

ただし、
“昆虫館の”ではなく、あくまで“こんちゅうクンの”ニュース、
【2024こんちゅうクン10大ニュース】です。

こんちゅうクンが勝手に選んだ内容、および、極めて個人的な選定理由となっている点はあらかじめお許しください。

実は先日、SBSラジオ「上田朋子のGoing My West」の『磐田情報局』のコーナーに出演し、この【2024こんちゅうクン10大ニュース】を発表させていただきました。

2024/12/27(金)11:30頃〜ららぽーと磐田の磐田市情報館にて。2024年の仕事納めは井川絵美さんとでした。

しかし、ここでは上位5位までの発表でしたし、何より楽しく話しすぎちゃって駆け足の発表となってしまいました(楽しかった!)。
なのでこの記事ではちゃんと10位までを紹介し、なんなら「選外」となった候補ニュースまで網羅して、2024年をふり返り切って新年を迎えようという企みでもあります。

ラジオを聞いてくれた方も、聞いてない方も、
ぜひこんちゅうクン目線で一緒に2024年を振り返りましょう。
(もし間に合えばradikoのタイムフリーでラジオも聞いてみてね)

それでは、【2024こんちゅうクン10大ニュース】発表スタート!


10〜6位

第10位 クワガタ◯◯◯◯発売

今年8月、ついに当園オリジナル「クワガタクリップ」が発売されました。
大きめのオオクワガタ(税込440円)と小さめのコクワガタ(税込400円)の2種類。
これで誰でもこんちゅうクンになれるようになりました。一安心です。

メガネの形状によってはメガネに挟むことができません。お手持ちのメガネで挟めるかどうか、サンプルで確かめてからの購入をお勧めいたします。


第9位 磐田市情報館で◯◯◯◯の常設展示に成功

ららぽーと磐田にある磐田市情報館で、2月の「ゴキブリ展」開催に合わせてゴキブリの生体展示をスタートすることに。
あのららぽーとでゴキブリを展示するなんて!いろんな制約がありそうです。

そこで、早速ゴキブリストに相談。

「見た目があまりゴキブリっぽくない」
「脱走リスクが少ない」
「インパクトがあって人気もあるやつ」

そんな最高のゴキブリを選んでほしい。


※写真はイメージです。

「ヨロイモグラゴキブリ(オス)ですね」


即答でした。

そんなわけでららぽーと磐田で常にゴキブリが見れる状況が爆誕。
ららぽーと磐田に行けば、いつでもゴキブリに会えます。

磐田市情報館で常設展示されているヨロイモグラゴキブリ。この横にニジイロクワガタとアズマヒキガエルの「だんじろう」もいます。

※2月に展示変更予定なので、会えなくなるかもしれません。

※あとこの記事でついにこの件に触れてしまったので、いろいろあれでなくなるかもしれません。

第8位 10年以上ぶりに◯◯◯を計測

小学生は毎年計っていると思うのですが、大人になってから計ることなんてないですよね。

そう、50m走です。

っていうか「計る」どころか、50mを「走る」ことすらない。
しかし今年、とある企画でりゅうこん駐車場を使って50m走を測りました。

疾走するこんちゅうクン

気になるタイムは…

7.62秒でした。

まあまあ速くない?まだまだ小学生には負けない気がする!

実はこの企画、
虫たちと50m走で真剣勝負を挑んだ実録ドキュメンタリー記事。
出場選手はヘラクレスオオカブト、ケラ、ハンミョウ、クロゴキブリ、コオロギ、ダンゴムシ、カマキリ、コクワガタ、アメンボ、そして、こんちゅうクン。
果たしてこんちゅうクンは何位に入ったのか!?

気になる方は「となりのカインズさん」に投稿させていただいたこちらの記事をぜひご笑覧ください。


第7位 ◯◯◯◯◯イベント初開催

今年の10月末、当園でハロウィンイベントを初めて開催させていただきました。

ハロウィンもゴキブリ色強めのりゅうこん。

これに合わせ、当園スタッフもいわゆる「仮装」にチャレンジしてみました。

ナナフシっぽくなったスタッフほりうち。


しばたゲットだぜ!


ちゃんと屋外スタッフもやってくれた!


女剣士かつや


そして、僕はこうなりました。


「逃走中」ならぬ「逃走虫クン」

よかれと思ってやったのですが、けっこう子どもに逃げられました。

そりゃそうよね、逃げられるために存在するようなやつだった!

来年はどうしようかなぁ。

第6位 ◯、ミズカマキリを捕る

8月に旅行に行きまして、その旅先のちょっとした水路にて、
網でガサガサしたうちの娘(3歳)がミズカマキリを捕りました(超プライベート案件)。

どやる娘

娘の人生初めての快挙を目の当たりにして、僕が娘にかけた言葉は


「どれ、パパにも網を貸しなさい」

でした。

「嬉しい」より「悔しい」が勝りました。

5〜2位

第5位 りゅうこんの◯◯がリニューアルオープン

当園の遊具が開園以来初めてのリニューアル!
2024年2月に巨大カブトムシ型遊具が誕生しまして、もうそりゃあ大人気。
冒頭に紹介した「2024磐田市10大ニュース」にもノミネート。そちらでは11位でした。

大人気のカブトムシ型遊具

そしてさらに、
あの磐田の顔とも言えるしっぺいさんと一緒に遊具前で撮影をさせていただき、広報いわたの表紙に掲載されました!

広報いわた令和6年3月号

実家の母も大喜び。“一生の宝確定広報いわた”となりました。

第4位 ◯◯◯◯◯◯、今年も大活躍

毎年のことですが、今年も“ゴキブリスト”ことスタッフしずまが大活躍でした。

沖縄でナガサキアゲハ(メス)と記念撮影するゴキブリスト。ゴキブリ以外の昆虫(ましてチョウ)とのツーショットはレア。

新年早々南米ギアナに昆虫採集に行き、そこでとれたオーロラゴキブリの展示が大人気に。

これ2024年1月の話なので現在は終了しています。2月の「ゴキブリ展」に展示できるか未定でしたが、結局できました。アクスタもできました。

そして、その旅の様子がBRUTUS(昆虫特集号!!)にもなんと袋とじで掲載され、大変話題になりました。

さらに、ゴキブリの著書も発売。
2024年はなんと2冊も出してます。

さらにさらに、
学芸員資格を取得しました。

題字 by 北野館長

そしてそして、
11月1日、「副館長」に就任。

題字 by 北野館長

飛ぶゴキブリを落とす勢いの大活躍!
ゴキブリストだけで10大ニュースいけそうなぐらいでした。
2025年もゴキブリおよびゴキブリストにぜひゴ注目ください。

第3位 ◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯、当園初開催

全国の昆虫館施設の方々が毎年一同に会す「全国昆虫施設連絡協議会」が
2024年11月に磐田市・りゅうこんで開催されました。
うちでの開催は初。
この日のために2年間準備をし、磐田市長はじめ磐田市役所の皆さま、多くの方々にご協力いただき無事開催することができました。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。

全国の昆虫館の皆様と磐田市・草地市長を囲んで記念撮影


この“全昆連”については以前noteにも書かせていただきましたので、そちらをぜひご覧ください。

ちなみに、中日新聞にもご紹介いただきました。

大変だったけど、楽しかった。
皆さんにはあまり関係がないかもしれないけれど、
個人的にはここ数年の中でも特にいろんな刺激をいただいた大きな出来事でした。

第2位 ジュビロ磐田、ホーム最終戦で◯◯◯◯

2024年も全試合、ジュビロ磐田の応援のため走り回り、跳び回りました。
今シーズンでもっとも印象的な試合が11/30のホーム最終戦、FC東京戦です。
この試合の直前に山田大記選手が引退を発表。
そして、引き分け以下でJ2降格が確定するため、勝利が絶対必要条件という中での運命の一戦でした。

この日はヤマハスタジアムでの現地観戦に行っていました。

とりあえず、ダイジェスト見てください。

0-1の1点ビハインドの展開から、追いついて1-1。
このまま終わって引き分けだと降格が決まってしまう中、試合終了間際にPK獲得。
外せば降格が決定的な中、キッカーは今シーズン限りで引退する山田キャプテン。

ゴールが決まった瞬間、泣いてました(僕以外にもたくさんいたはず)。

サッカーを見て泣いたのは2022年ワールドカップ 日本×スペイン戦以来。
現地スタジアムで泣いたのは初めてで、自分でも驚きました。

「さすがにサッカーの神様はここで僕にPKを外させないだろう」

山田選手が試合後に語った言葉。
この大一番でこのメンタル、すごすぎる。

試合後のインタビュー詳細は下記をご覧ください。

ちなみに12/8(日)の最終節、サガン鳥栖戦は鳥栖まで現地観戦に行ってきました。

こんちゅうクン、初九州

結果は残念ながらJ2降格となってしまいましたが、来シーズンも応援するのみです。
今シーズンも多くの方にスタジアムや当園で
「ジュビロ勝ったね」とか、「今日これから現地観戦ですよ」とか、
ジュビロサポーターの方からお声掛けをいただき、とても幸せでした。
来シーズンもがんばりましょう!

1位

第1位 ◯◯◯◯◯◯、登場

それではついに、2024年、こんちゅうクンの身に起きた今年最大のニュースの発表です。


ドゥロドゥロドゥロドゥロドゥロドゥロドゥロ…(ドラムロール)


じゃんっ!!


第1位は、



“うめごりクン”登場!!!!


はい。
「うめごりクン」について説明しますね。

こちらが“うめごりクン”です。

うめごりクン(左)とこんちゅうクン(右)。ちょっと気圧されてる。

“うめごりクン”とは、磐田市広報広聴・シティプロモーション課の職員で
こんちゅうクンと同じ格好をしてるめっちゃいいキャラの人
です。

最初の登場はこんちゅうクンのラジオ出演時。
上の写真がその時です。
会場になんか似てる人が急に現れました。

そして夏休み直前には、子ども版広報いわた「ココいーわ」でついに共演。
うめごりクンがりゅうこんにやってきて、こんちゅうクンに弟子入りする
っていう内容が掲載され、磐田市内の全小学生に配信されました。

ココいーわ 第5号(令和6年7月)

紙面PDFはこちら↓から全部見られます。
https://www.city.iwata.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/011/061/kodomo5_3.pdf

最近は静岡県内初の市役所職員YouTuberとして、磐田市公式YouTubeチャンネル内に新番組「イワトピ」を開設。

なんか、こんちゅうクンより活躍してない??
もう不安で仕方なく、思わず2024年で一番のビッグニュースになっちゃいました。

っていうかですね
磐田市、キャラ多すぎない??

桶ヶ谷沼ビジターセンターのセンター長!“オッケーくん”

広報いわたで不定期連載をもつ“オッケーくん”

いわたを愛し、いわたの水を守るヒーロー!“水道戦隊ウォーター”

2022年に共演を果たした“水道戦隊ウォーター”

磐田消防の“べっくん”も忘れてはいけません。

2019年に“べっくん”と共演。はしご車に乗らせていただきました。

有名すぎるので紹介を省かせていただきますが、この他にも磐田の顔であるしっぺいさんジュビロくん・ジュビィちゃんだっています。

こんないるのに、そんな中新たに“うめごりクン”が登場したわけです。
しかも、こんちゅうクンビジュアル。
しかも、実はけっこうな虫好きのいいキャラ。

2024年は磐田市キャラクター戦国時代に突入したような、メモリアルな年となりました。
正直な気持ちは、「このままでは淘汰されてしまう」です。

頑張らなければ…というか、
絶対に負けられない!と思いました。

2025年になっても、どうか、“こんちゅうクン”のことを忘れないでね。

負けん!

選外

かつや、◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯◯に歓喜

最後に惜しくもベスト10に入れなかったランク外ニュースを一つだけ紹介。
横浜出身のかつや、横浜ベイスターズ26年ぶり3度目の日本一に歓喜でした。
珍しく大喜びでした。

大喜びのかつや(※写真はイメージです)

おわりに

今すべてのニュースを見返してみると、なんとも身勝手な10大ニュースになったなと、気恥ずかしい気持ちでいっぱいです。

また、今回のこの記事によって、2024年には10個どころかたくさんの出来事や思い出があることをふり返ることとなりました。
10個以外のニュースには、みなさんとの出来事ももちろん含まれていますし、そういえばこのnoteという場でもいろいろ書いてきたなぁと見返したりもしました。
これを読んでくださっているあなたに、なによりのお礼を申し上げます。

本年も誠にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

よいお虫をお迎えください。