昆虫担当に20の質問「あれもこれもいろんなことを聞いてみた!」
今回は、1本目のnote「noteをはじめたので昆虫館を一周まわってみた」でも書いていたスタッフ紹介をします。
その名も『一問一答で分かる?!昆虫担当紹介』です!
何を質問しようかなーとしばらく悩んでいましたがせっかくの機会です。普段一緒に仕事をしていてもなかなか聞かないことなど、何でも聞いてしまえ!といろんな質問を考えました。
全部で20問の一問一答方式です!ちょっとした質問から、もしかしたら将来子どもたちに役に立つ質問も?あるかもしれません。ぜひ最後までお読みください。
最初のスタッフはもちろん!
子どもから大人の視線をいつも釘付けにしているこんちゅうクンです!
それでは始めます!
名前:「こんちゅうクン」
みんなからの呼び名:「こんちゅうクン」
著書:
みんなの昆虫学校(くまふメディア制作事務所)
こんちゅうクンのいちばん虫ずかん(アストラハウス)
昆虫館はスゴイ!2(リピックブック)(※分担執筆)
百人一首風 みんなのこんちゅう和かるた(くまふメディア制作事務所)(※「著“書”」じゃないけど)
今日の一言:
「館内を歩いているとたまに「すごい虫好きの情熱的なお客さん」だと思われることがありますが、
一応スタッフです。ここで働いています。ご了承のほどよろしくお願いします」
1.昆虫館にいつからいるの?
2016年9月16日(金)、SBSラジオ「上田朋子のGoing My West」内【磐田情報局】のコーナーで“こんちゅうクン”が誕生。
※ちなみに北野さんは2014年4月1日からいます。
2.昆虫館でどんな仕事してるの?
飼育、展示作成、企画展計画、ポスターや掲示のデザイン作成、SNS発信(Facebook、インスタグラムを担当、時々note原稿)、HP更新、事務作業、レジ打ち、売店販売、掃除、じゃんけん、撮影、執筆、ジュビロの応援、イベント対応などなど多数。
3.どうして昆虫館で働こうと思ったの?
いろいろありましたが、昆虫に関わる仕事って滅多にないので、大好きな昆虫に携われる仕事ならば是が非でもしたい!
と、バイトに応募したのがはじまりです。
4.好きな虫はなに?
アサギマダラ
5.好きな虫は、どういうところが好きなの?
春は北、秋は南へと長距離移動をするチョウっていうミステリアス&ロマンティックなところ。
浅葱色という優美かつ和な色あい。
毒をもっているからか他のチョウよりもゆったりと優雅に飛び回る可憐な姿。
ハデハデな幼虫の姿からのきらめく蛹、そして優美な成虫という素敵ビフォーアフター。
小学校の時に先生が育てて羽化する瞬間を見届けた時の感動。
不意に出会えて毎回運命の出会い感が出ちゃう点。
など。
6.今、興味のある生き物はなに?
ナナフシ。なんか飼育数が増えてきていて。
エダナナフシをとりたい!
7.今ハマっていることは何?
散歩。
休みの日に近くの公園や神社をよく歩いてます。
仕事中も野外公園をぶらぶらと散歩に出かけます(仕事しろ)。
8.休みの日はどういう風に過ごしてる?
虫とり、サッカー、フットサル。
昆虫館、水族館、動物園など他の施設にもよく行きます。
9.好きな企画展はある?
「ぬけがら展」
なんとなく集めてたいろんなぬけがらが、でかい段ボールいっぱいになったので
「企画展になるんじゃね?」って実現しちゃった企画展。
初めての試みだし、初めての雰囲気になって、なんだかいろいろ楽しかったです。
10.「りゅうこん」のここがオススメ!見て欲しい!っていうところはある?
小さい施設だけど館内の成体展示の数はけっこう多くて、密度が濃い感じ。そこは是非。
野外公園(ビオトープ)が併設されているのも特徴なので、中と外両方で虫を見てもらいたい。
あ!あと、最近さりげなく新しくなった駐車場のトイレマークもぜひ見てほしい!
11.学生時代の好きな科目、苦手な科目は何だった?
好きだったのは数学と理科。
苦手だったのは国語と社会。
12.学生時代に勉強しておけばよかった、役立ったのになと思う科目はある?
物理。
生物系だからいらないやって思ってたけど、今になって面白そうだなと。
「特殊相対性理論」とか「ニュートン力学」とか言いたい。
13.昆虫館で働くならこの技術が必要だ!と思うことはある?
じゃんけんに勝つ技術 ですかね。笑
ごめんなさい。真面目に書きますと、
昆虫に関する専門的な知識、採集・飼育に関する高度な技術があるに越したことはないです。
ただそれ以上に、来てくれた人や特に子どもたちと楽しくコミュニケーションがとれることがなにより大事だと思っています。
14.昆虫館で何をやっている時が楽しい?
じゃんけん。笑
毎日楽しいよ!
あとは、虫を捕まえたり飼育したり、虫のことを説明したり一緒に語り合ったり。
虫についての仕事ができて、すべてとても楽しいです!
15.自分の強み、これなら誰にも負けないと思うものはある?
背が低い割にはヘディングが得意でした。
16.静岡県西部のオススメスポットを教えて?(ご飯、ショップ、観察場所など)
磐田に来たら桶ヶ谷沼にはぜひ行ってほしい!
絶滅危惧種であり、磐田の「市の昆虫」であるベッコウトンボの貴重な生息地。
3月〜5月ぐらいであればベッコウトンボも観察可能。
それ以外の時期でもトンボをはじめ、様々な昆虫が観察できます(採集は禁止)。
ビジターセンターがあるのでぜひお立ち寄りください。
ここから車で20分ぐらい。はしごして!
17.おすすめの図鑑や本はある?
『162ひきのカマキリたち』得田之久(福音館書店)
カマキリの一生を感じられる名作絵本。もう絶版だけど図書館にはあるはず。
『みるずかん・かんじるずかん ちょう』大島進一(福音館書店)
僕が小さい頃めっちゃ見てた絵本図鑑。
64種のチョウの卵・幼虫・蛹・成虫が精緻かつ美しいイラストで描かれています。
『心を整える。』長谷部誠(幻冬舎)
毎年、年末年始に読んで心を整えています。
18.「りゅうこん」はどんな昆虫館にしていきたい?
昆虫はとっても身近な存在だってのが魅力だと思っているので、
僕たちスタッフも、この昆虫館も、来てくれた方にとって身近な存在でありたいと思っています。
なので、ガンガン話しかけてね!遠慮しないで!
19.憧れの虫は?
ノブオオオアオコメツキ
与那国島にのみ生息する青く輝く大型のコメツキムシ。
いつか必ず見に行きます。待ってろ、ノブオ!
20.これから(今年)の目標は?
【風邪をひかない】
今の暑い時期はいいかもしれないけれど、冬になるとね。みんなに心配されるからね。
今年も体調管理に気をつけて、絶対風邪をひかないように過ごします。
以上、『一問一答で分かる?!昆虫担当の紹介』でした!
これで読む前よりも「こんちゅうクン」のこと、グッと身近に感じられるようになったのではないでしょうか?こんちゅうクン誕生秘話(?)から意外な「りゅうこん」オススメスポットなどいろいろなことが聞けました。
私はこんちゅうクンのジャンプ力がスゴイ!!ことが一番気になりましたが(笑)とても高く跳んでいるような気がしますがどうでしょう?(大人になってからジャンプしたことが無いなと、ふと思いましたがこのくらいはジャンプできるんでしょうか・・・。いや、とても自分にはできない気がします・・・。)
静岡県にお越しの際は、ぜひこんちゅうクンに会いに「りゅうこん」までちょっと足を延ばしてみてください。
皆さんも風邪をひかないように気を付けましょう!
次の昆虫担当紹介は一体誰の番になるでしょうか。どうぞお楽しみに~。
こんちゅうクンの著書などはこちら!